さらさら流れる菊の司の春「にごり純米酒 桜(さくら)」発売!
さらさら流れる菊の司の春「にごり純米酒 桜(さくら)」発売!

2018.03.17

さらさら流れる菊の司の春「にごり純米酒 桜(さくら)」発売!

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まいど!ゆーきです。

今年の仕込みも終盤に差し掛かり、なんだか寂しいような。昨年夏の天候不順による米の「溶けやすさ」にいかに対応していくか…そんなことを考えながら酒造りに取り組んだ半年間でした。個人的な感覚で言えば、酒は原料であるお米を糖化させ、発酵させて造るものですから米が溶ける(=糖化しやすい)ということは非常に良いことです。しかし発酵とのバランスを考えるとやはり様々な操作が難しいのもまた、事実なのです。

幸いだったのは、今年の冬が寒かったこと。雪もなんだかんだで結構降りました。

不思議なもので、いくらもろみをサーマルタンクや空調で冷やしても、周りが暖かいと発酵が元気になって品温が上がっていきます。品温が上がれば糖化も進む、糖化が進めば品温を下げられない、というジレンマに悩まされますが朝晩しっかりと冷え込んでくれたおかげで、だいぶ助けられた気がします。今年の酒は(も)良い出来です。

前置きが長くなりましたが、北国いわての大地にも春が訪れようとしています。

春季限定「にごり純米酒 菊の司 桜(さくら)」いよいよ発売です。

にごり純米酒 菊の司 桜(さくら)とは

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「にごり純米酒 菊の司 桜(さくら)」は菊の司酒造の春季限定にごり純米酒です。

この商品は季節純米酒「季楽(きらく)」シリーズのひとつ。季楽シリーズとは、同じ精米歩合の同じお米、同じ酵母で醸した純米酒から4つのタイプに分けて瓶詰めし四季に合わせてお楽しみいただいている当蔵の季節商品です。冬はしぼりたてをそのまま味わう無濾過生原酒の「美雪(みゆき)」、春はもろみのやわらかな味わいが優しいにごり酒「桜(さくら)」、夏はすっきりと軽やかな飲み口の生酒「ひまわり」、秋はほどよい熟成感が芳醇な秋上がり原酒「茜(あかね)」というように、同じ原酒から生まれた4姉妹を季節ごとに飲み比べできるわけです。

飯米だから旨みたっぷり

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使用しているお米は酒米ではなく、北国の広大な大地で育まれた「ひとめぼれ」などの飯米を使用しています。

酒造好適米、いわゆる酒米(さかまい)はその名の通り酒造りに最適に品種改良されたお米たちです。具体的にはたんぱく質や脂肪分が少なく、中心部に心白(しんぱく)と呼ばれるデンプン組織が見られ、また吸水しやすくもろみに溶けやすいなどの特長があります。「山田錦」や「美山錦」「五百万石」「雄町」など全国で有名な酒米、「吟ぎんが」「ぎんおとめ」「結の香」などの都道府県オリジナルの品種も各地で栽培され、現在、全国には酒米だけでも100種を超える品種が栽培されているといわれています。

ただ、実は酒米の歴史というのは半世紀ほどでしかなく、「口かみの酒」に始まった日本酒の長い歴史からみればつい最近の出来事です。酒米が登場するまでの間、日本酒の歴史をつくり上げてきたのは名もなき一般米。そして現在も飯米を多く使用している酒蔵は、実は少なくないのです。

飯米は食べて美味しいお米ですので、たんぱく質や脂肪分が多く、小粒で溶けにくく、吸水も遅いという、酒米に比べるとなんともローテクな品種です。しかし、それなりに適応して醸し上げた酒には、酒米の酒には無い、素朴で穏やかな旨味と奥行きがあります。普段わたしたちが口にしているお米だからなのか、なんとなく親しみやすくて料理にも合わせやすいといったコメントも多く聞きます。

桜ちゃんに合わせてほしいお料理

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めんどくさくなってきたので普段通り「桜ちゃん」と呼ばせてください。

桜ちゃんは旨みたっぷりの飯米で仕込んだにごり純米酒です。一般的ににごり酒は甘みを残すために発酵を早めに切り上げたりすることが多いようですが、桜ちゃんはしっかりと発酵させてから搾っていますので辛口タイプのにごり酒です。それでいて、もろみのほのかな甘み、酸味、新酒らしい苦味が味わい深い。

これって春の旬の物の味わいと似ていますよね。カキとか、海藻類、山菜、春野菜などなど。ちょっとした苦味のある食材とお酒がマッチして、それぞれの旨味がふわーっと広がるとなんとも言えない幸せな気分になります。春、満開なのです。

カキフライ、早採りワカメポン酢、めかぶとたっぷりの生姜、タケノコ土佐煮、ふきのとうやタラの芽の天ぷら、しどけのお浸し、春キャベツコンソメ、菜の花カラシマヨネーズ、アスパラベーコン、蕪の田楽…食べたくなりますね。

数量限定品です!お早めに

桜ちゃんはじめ季楽シリーズは全量ビン貯蔵のため数量に限りがございます。

全国の酒販店さまへ発送がすでに開始しておりますが、お近くの酒販店でなかなか桜ちゃんに会えない人のために、一応ネットショップからの注文も若干承ります。

桜ちゃんは火入れをしたお酒ですが、ご自宅では冷蔵庫での保管がおすすめです。

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にごり純米酒 菊の司 桜(さくら)の基本スペック

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にごり純米酒 菊の司 桜(さくら)のおすすめ温度

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さらさら流れる菊の司の春「にごり純米酒 桜(さくら)」発売!
平井佑樹 HIRAI YUKI

岩手県最古の酒蔵、菊の司酒造16代目蔵元(予定)。
地元盛岡で生まれ育ち、明治大学を卒業後ブーメランで蔵入り。
日本酒「菊の司」「七福神」の他にオリジナル「平井六右衛門」を醸してます。
1991年10月12日生まれ。たまの休日はデジイチさんぽ。
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