家飲みは日本酒がいいね!「包む」に学ぶ保存美学。
家飲みは日本酒がいいね!「包む」に学ぶ保存美学。

2019.01.28

家飲みは日本酒がいいね!「包む」に学ぶ保存美学。

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こんにちは。まっさんです!

平成最後の年末年始はどう過ごされたでしょうか?

私はというと、一年間で溜りに溜まった、自宅の日本酒をこの機会に飲み干してしまおうと決めていました。なぜなら、本数が尋常でないことに気づいてしまったからです。その多くが四合瓶(720ml)、ひとりでは飲みきれないことが重なり、遂には、封を切るのを恐れた結果でしょう。このままでは、部屋が狭くなる一方です。毎晩、盛大なホームパーティーでもすればこの悩みは解決しそうですが、現実はそうはいきません。

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皆さんも、お歳暮や御年始などでお酒を頂くことがあると思いますが、よっぽどの酒呑みでない限り大抵は戸棚行きです。

機会をみて飲みたいけど、飲みきれなかったことを考えると勿体ない…。保管方法から賞味期限?そんなお悩みで、日本酒を避けてきた人は多いのではないでしょうか?今回は家飲み日本酒の利点とそれを長く楽しむためのコツをご紹介いたします。

イマドキの家飲み事情とは?

アルコールとライフスタイルの関係という記事をどこかで目にしたことがあります。

「家飲み」や「宅飲み」なんて言葉をよく耳にしますが、平日・休日とも、家でお酒を楽しむ派が「外飲み」と比較して増加傾向にあるという内容でした。たしかに、居心地の良い空間で、好きな時間にお酒を楽しめることは至福のひと時です。

家飲み派に人気のお酒といえば、缶ビールや缶酎ハイ、そして発泡酒です。最近では「早く安く酔える」高アルコールRTD(レディー・トゥー・ドリンク)が話題を呼び、2013年度から急速な市場拡大を続けています。特に40代~50代男性のユーザーが多く、時代背景が生んだ節約志向の現れなのでしょう。例えば、度数9%のお酒を350ml(約140円)飲んだ場合、価格は同量のアルコールを缶ビールで飲む分の3分の1ほどで済ませられます。酔いに対してのコスパの良さは瞭然。お酒が嗜好品となりつつある現代においては、高アルコールRTDウケはとても興味深いことといえます。

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ところで、高アルコールといえば日本酒も同じ。15%前後のアルコール度とやや高めではありますが、冒頭で話したように、日本酒には「飲みきれない」という課題とそれに付随するその後の保存方法にあります。これをクリアできれば家飲み派の心を動かすことができるはず…。

ここは、敢えて最初から飲みきらないってのはどうでしょう?

皆さんは、一回の晩酌で飲む量はどれくらいでしょうか。「健康日本21」によると、節度ある適度な飲酒量は1日平均純アルコールで約20g程度であるといいます。きっとお酒が百薬の長と公言できるのもここら辺まで。純アルコール20gに相当する酒類別の酒量とは以下の図になります。

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純アルコール量(g)=お酒の量(ml)×アルコール度数/100×0.8(アルコール比重)

日本酒1合(180ml)で缶ビール1本(500ml)と同量の純アルコールを含んでいることに驚きです。さらに価格で比べてみると、缶ビール(500ml)1本が約300円前後。当社「菊の司 和の酒」(普通酒)一升瓶が1700円、これを10回に飲み分けした場合、1合が約170円程度となります。この敢えて飲み分けをするスタイルはお財布に優しく、「早く安く酔いたい」家飲み派のニーズに応える合理的な考えといえます。

美味しく長く楽しむ。保存のコツって?

晩酌用で日本酒一升瓶を購入したとしましょう。どんな問題点があるでしょうか?やはり、悩みの種は飲み分け後の保存方法にあると思います。買う直前までしっかりと温度管理されたお酒を買って持ち帰ると思いますが、そこから先は自己管理です。日本酒は光・熱・酸素に敏感なお酒ですので、このポイントさえ守れば家飲みも安心できることでしょう。

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自身の自宅での保存方法と併せてご紹介していきます。

まず生酒や吟醸酒系は酒質が変化しやすいので自宅冷蔵庫(チルド室・野菜室)へ。純米酒や普通酒はラベルなどを見ながら冷暗所へ移します。お酒に紫外線(日光・蛍光灯)があたると、成分であるアミノ酸やビタミンなどが化学変化を起こし、不快な香味が出てしまうことがあります。身近にある新聞紙で包むかそのまま化粧箱に入れて保存することをオススメします。

日本酒を乙に贈る

「包む」という言葉が出てきましたのでついでに追記。

ちょっとしたお祝い事やホームパーティーに日本酒を手土産になんて乙ですよね。買ったままの酒瓶ではどこか寂しい、粋な贈り物にはひと手間加えた包み方ということで、簡単にできる手拭いでの包装の仕方を見つけたのでご紹介します。是非、やってみて下さいね。

永樂屋 細辻伊兵衛商店より http://www.eirakuya.jp/tenugui.html

日本酒が日本の食卓を彩れる存在になることを願い、今後とも日本酒の更なる周知に向けて頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

それでは第13弾!いきます!

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松平隆寿 MATSUDAIRA TAKATOSHI

菊の司酒造営業部2017年入社。一期一会を大切に 和の心を広めていきたいです。
連載「まっさんの日本酒かるた」では、遊びながら日本酒に触れられる日本酒かるたの完成をめざして、
日本酒に関わるワードをわかりやすくご紹介していきます。

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