日本酒を飲むと太る??カロリーより注意すべきは肴
日本酒を飲むと太る??カロリーより注意すべきは肴

2016.12.10

日本酒を飲むと太る??カロリーより注意すべきは肴

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まいど!ゆーきです。

「日本酒は太るからちょっと…あ、中ジョッキおかわり!あと鶏ナンコツも!」

こんな矛盾を、一体どれだけ目の当たりにしてきたのでしょう。

突然すみませんでした。日本酒は太るって、よく聞きませんか??本当でしょうか。

ぼくは、ほぼ毎日お酒を口にしています。ビールやワイン、焼酎も飲むけど、大体は日本酒。大酒のみではありませんので、2合くらいで気持ちよくなれるエコノミー呑兵衛です。でも、スリムではないけどデブでもないと、自分では思っています。もしお酒は太る、これが真実ならば、ぼくは「太らない日本酒」の開発に今すぐ取り組みます。

ということで、日本酒を飲むと太るのか、ちょっと勉強してみたいと思います。

 

お酒のカロリーを比較してみましょう

よく、ダイエットで気になるのはカロリーですよね。お酒のカロリーは一体どのくらいなのでしょうか。

アルコール1gが生産するエネルギーは7.1kcalといわれています。糖質やタンパク質は4kcal、脂肪は9kcalなので、アルコールのカロリーは結構高めですよね。

そして、こちらが各アルコール飲料100mlに含まれているカロリーです。

酒カロリー

だいたい7.1kcalにアルコール度数を掛けたぐらいの数字になっていると思います。なぜなら、ここに挙げられているお酒は醸造酒、もしくは蒸留酒といって、原料の糖分を発酵させてアルコールに変えたものだからです。つまり、アルコール分と水分以外に含まれる成分が少ない、ということですね。

ちなみに、日本酒の場合だと、アルコール分が15%だとして、8割以上は水です。次に多いのは米由来のブドウ糖で、多くても3%くらい。 焼酎などは蒸留してアルコール分を抽出するので、さらに余分な成分が少ないのです。

100mlで比較してもあんまりリアルじゃないので、こちらをご覧ください。

酒カロリー2

アルコール1%に含まれるカロリーは「同じくらい酔うのに摂取しなければならないカロリー」の目安になりますね。100mlあたりのカロリーは倍近くの差がありましたが、ビールでへべれけになった人と、日本酒でへべれけになった人が摂取するカロリーは、そんなに違わないことがわかると思います。

 

アルコールのカロリーは蓄積しない「エンプティカロリー」

酔っ払い

お酒のカロリーを比較してみると、アルコール度数が高いお酒の方がカロリーが高い傾向にあります。

しかし、アルコールのカロリーは「エンプティカロリー」といって、実は体内に蓄積しないものなんです。直訳すると「からっぽのカロリー」、アルコールは吸収の過程でさまざまな物質に分解されますが、最終的には水と二酸化炭素と熱になります。アルコールが生産するエネルギーは、体内に蓄積されることなく熱としてすぐに放出されてしまうのです。お酒を飲むと身体がぽかぽかするのはこのためですね。

結局のところ、アルコールのカロリーというのは太る太らないには関係しないのです。

 

気を付けるべきは、糖質と脂質

ということは、注意しなければならないのは「アルコール飲料の総カロリーからアルコールのカロリーを引いたもの」ということになりそうです。

アルコールの比重は0.8なので、含まれているアルコールのカロリーは「総量×Alc.分(%)×0.8×7.1kcal」で計算できます。

アルコール15度の日本酒100mlで試してみましょう。

100(総量)×15.0(Alc.分)×0.8×7.1kcal=85.2kcal

になりました。先ほどご紹介した日本酒100mlに含まれるカロリーは105kcalなので、差分は19.8kcal。これが放出されるエンプティカロリー以外のカロリーというわけです。ちなみに、ビールは11.6kcal、ワインは11.84kcalになりました。飲み方を考えると、ビールのカロリーって結構高いんです。

でも、もっと気を付けなければならないのが、酎ハイやカクテルです。低カロリーの商品も発売されていますが、100mlあたりのカロリーはだいたい60kcalくらいのものが多いです。ジュースみたいにぐいぐい飲んでると、まじでやばいですよ。

酎ハイ

そしてもうひとつ、一緒に食べる料理です。

s_00dz

おいしいお酒を飲んで、わいわい楽しい気分になると、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。すごくわかります。ぼくも魚より肉、赤身より脂、焼くなら揚げろ、くらいの若さですから。居酒屋のメニューはお酒がすすむようにちょっと濃いめのお料理が多いので、同時に塩分にも気を付けたいところ。

ぼくなりのコツは、料理が来た順に全部とりわけてしまうことです。直箸で大皿をだらだらつまみ続けるのが一番あぶない。「とりあえず生」のついでに、勢いにまかせてあれこれ頼みすぎるのも要注意ですね。

なんでも、わたしたちの体は、アルコールを優先して代謝するようにできているらしいです。つまり、お酒と一緒に摂った糖質や脂質などの「ホンモノのカロリー」はどんどん後回しにされて蓄積されていくのです。

そうはいっても、楽しく飲み食いしなきゃもったいないので、普段の食事と同じようにバランスよく食べるようにしましょう。結局、肉より魚、脂より赤身、揚げるな焼け、ということになりそうです。ただ、適度な油分は胃の粘膜を保護するので、お酒の場には有効です。適度に。

 

いかがでしたか??

なんだか話が込み入ってしまった気もしますが、要は、お酒と食事は適量をバランスよく、というところに落ち着くと思います。

お酒は百薬の長と昔いわれていたように、血行増進やストレス緩和など、心身へ良い影響を与えることがわかっています。

ぜひ、上手に、おいしくお酒とお付き合いしていきましょう。

では。

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平井佑樹 HIRAI YUKI

岩手県最古の酒蔵、菊の司酒造16代目蔵元(予定)。
地元盛岡で生まれ育ち、明治大学を卒業後ブーメランで蔵入り。
日本酒「菊の司」「七福神」の他にオリジナル「平井六右衛門」を醸してます。
1991年10月12日生まれ。たまの休日は少年野球とデジイチさんぽ。
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