
2016.07.29
まいど!ゆーきです。
夏って日本酒飲みますか??
いや、たしかに一日の終わりに汗ごとグイイィっとと飲み下すビールは格別です。わかります。
ギリリッと冷えた酎ハイをプシュッっとやった時の幸福感もわかります。
それもいいんですけど、ぼくはいつも日本酒です。それはもちろん好きだからだし、仕事柄ということも否定しませんがたぶん、飲み方の面白さを知っているからです。それさえ知っていれば、実は日本酒に対するハードルというか固定概念はほぼなくなるし、もっと身近なものになると思います。少なくとも、ほかのお酒と同等に、「今日は何飲もうかな」の選択肢に入ってくるはず。そう、日本酒だけ飲んでろ!という話ではありません。ぼくも炭酸飲料大好きです。
というわけで、今回は、お酒と冷蔵庫さえあればできる夏におすすめな日本酒の飲み方を3つご紹介します。
とりあえず冷やしただけ。まあ、やっぱりこれが一番酒の味がわかりやすいです。ちなみに、よく居酒屋などでいう「冷や」とは、本来は常温の日本酒を指しますので覚えておきましょう。冷たいお酒が飲みたいときは「冷酒(れいしゅ)ください」です。
日本酒の味わいは温度の影響をかなり大きく受けます。特に日本酒の甘み成分である米由来のグルコース(ブドウ糖)やうまみ成分のコハク酸は高温帯で感じやすく、低い温度では感じにくいといわれています。ですから、冷やした日本酒はスッと飲みやすいわけです。ちなみにフルーツに含まれる果糖は冷やした方が甘いらしいです。
こだわるなら飲み頃の温度にも注目してみましょう。家庭用冷蔵庫なら大体6~7℃前後かと思いますので、飲んでみて味が物足りなければちょっと常温に戻して、逆の場合は少しの間冷凍庫に入れておくのもアリです。
容量にもよりますが、300ml程度なら冷凍庫に30~40分ほど入れておくと、シャーベット状のみぞれ酒になります。冷やしすぎると、なかなか飲めないばかりか、ビンが割れてしまう恐れがありますので気を付けましょう。振ってみて中身がゆらゆらしていたら飲み頃です。アルコールの方が凍るのが遅いので、その程度ならばまず割れません。
つくった分はその日に飲んでしまいましょう。というのも、アルコールから先に解けていきますので、中途半端に残すと水っぽい、どうしようもない液体になります。先述の通り、酒の成分上味的にかなりすっきりしますので、凍らせる前にほんのすこーしだけ砂糖を加えるのもおすすめです。
日本酒も、オンザロックしていいんです。
むしろ、氷がゆっくり解けていくと甘みが引き立つし、なによりアルコール度数が下がります。独酌でもゆっくり飲めるので年中おすすめな飲み方です。
めちゃくちゃこだわるなら、氷は水道水以外のもので、冷凍庫のガスに当たらないように凍らせた市販のものがベスト。なぜなら、水道水のカルキのにおいや冷凍庫の冷却ガスのにおいが酒の香りを邪魔してしまう可能性があるためです。まあ、普通に家で飲むなら冷凍庫の氷で十分です。
いかがでしたか?
ぜひ夏ならではのお酒の飲み方で楽しんでみてくださいね。
では。