平井六右衛門 HIRAI ROKUEMON|菊の司酒造
平井六右衛門 HIRAI ROKUEMON|菊の司酒造

2019.12.30

平井六右衛門 HIRAI ROKUEMON|菊の司酒造

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日本酒「平井六右衛門」とは

酒造創業1772年、岩手県盛岡市の菊の司酒造が醸すプレステージラインナップです。16代目蔵元として修行中の平井佑樹を中心にレシピ設計、醸造、商品化を社員一丸となって取組み、米と酵母が織りなすジューシーな味わいにこだわりました。当ラインナップは数量に限りがあるため、特約店様のみのお取扱いとなっております。

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若い世代に飲んでほしい、楽しい日本酒を醸したい。

日本酒はもっとシンプル。頭で飲むのではなく、五感で楽しむものです。私はそう思います。

同時に、複雑で、深くて、広くて、果てしないおもしろさがあります。現在、全国には約1500もの酒蔵があり無数ともいえる美酒がわたしたちのすぐそばにあるのです。米や水、酵母、種麹、酒母、人、風土…まさに無限大の組み合わせの中で醸されている日本酒。ひとつひとつとの出会いが醍醐味なのです。

わたしがこの「平井六右衛門」を醸す中で最も意識しているのは、そんな日本酒の可能性をどれだけ一本、一滴に凝縮できるか、ということです。

飲みやすいフルーティな酒、昔ながらのしっかりとした酒、甘酸っぱいデザートみたいな酒…こんなにも違う味わいが全て水と米だけで醸されているのです。すごいと思いませんか??これらの要素となるのが、良い麹の糖化作用であり、健全な酵母の発酵です。要は、糖化と発酵という最も基本的な酒造りの原理に辿り着くわけです。

「平井六右衛門」の仕込みはこの糖化と発酵をどれだけ高められるかがテーマになっています。その結果が、引き締まったジューシーな味わいです。吹き抜けるような香り、キレの良い米の甘味、輪郭となる酸味・渋味・苦味。何に特化するかを求められるマーケットに対して、非常に欲張りな酒になっています。

わたしはこの酒をお召し上がりになった人に、日本酒の複雑さに触れてほしいと願っています。そして、わたしと同じ若い世代にこそ、その奥深さを知ってほしい、楽しんでほしいと思います。

平井六右衛門 稲波 Inami

 

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「平井六右衛門 稲波 inami」は、爽やかな上立ち香と果汁の滴る柑橘類を想わせる涼しげな酸味が特徴の純米大吟醸酒です。岩手県雫石町にて砂壁純也氏のグループが手掛ける酒米「結の香」を使用し、生酛を立てて超低温発酵させました。雑味の少ない引き締まった味わいの中にコクの存在感があり、食前から食中にて深い味わい。

このお酒は冷酒、常温、ぬる燗にてお召し上がりください。引き締まった芯のある味わいは、多様な温度帯でお楽しみいただけます。

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平井六右衛門 心星 Shinboshi

 

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「平井六右衛門 心星 Shinboshi」は、凛とした上立ち香とみずみずしい果実系の含み香が特徴の純米吟醸酒です。岩手県産酒米「ぎんおとめ」を使用し、酵母を複数ブレンドして丁寧に低温発酵させております。アルコール分14%の原酒を火入れ瓶詰めし、なめらかな飲み心地に仕上げました。

このお酒はぜひ冷やしてお召し上がりください。お酒だけでも十分に味わいがありますが、お料理は塩を基調としたシンプルな味付けのものが好相性です。

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平井六右衛門 遊山 Yusan

 

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「平井六右衛門 遊山 Yusan」は、芳醇にふくらむ含み香と酸味と共に広がるのびのびとした米の旨味が特徴の純米酒です。岩手県産「ぎんおとめ」を使用し、伝統製法「生酛」でしっかりと醸し上げました。余計な甘味は残さず、キレの良い味わいに仕上げております。

このお酒は冷酒からぬる燗まで幅広くお楽しみいただけます。嫌味のないおだやかな味わいは相性の良いお料理も多彩であり、食卓のお供としてお選びいただければ幸いです。

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平井六右衛門 盛流 Seiryu

 

 

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「平井六右衛門 盛流 Seiryu」は、華やかな上立ち香と盛岡・中津川のせせらぎを想わせる涼しげな含み香が特徴の特別純米酒です。盛岡市羽場にて田村和大氏によって自然栽培される酒米「五百万石」を使用し、丁寧に低温発酵させております。淡麗な酒質の中に米の旨味がしっかりと引き立ち、原酒にて限定出荷いたします。

このお酒はぜひ冷やしてお召し上がりください。バランスよく仕上げた清冽な味わいは、月日を経るほどに変化し熟成していきます。

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平井六右衛門

 

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「平井六右衛門」は、しっとりとしたバナナ様の含み香とジューシーな酸味が特徴の純米酒です。岩手県オリジナル品種の酒米「ぎんおとめ」を使用し、きょうかい7号系亜種「Iw201(岩手2号泡なし)」酵母ですっきりと醸しました。淡麗で引き締まった米の甘味と弾けるような酸が涼しい味わいに仕上げました。

当シリーズ立ち上げの原点ともいえる究極の食中酒です。

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お酒造りの様子

菊の司酒造では昨日までの方法に囚われず、より良い方法を常に試行錯誤しながらお酒造りに取り組んでおります。

新酒、熟成酒に関わらず上槽直後のボリュームを損なわずにお客さまにお届けすることを理想とし、原則として「無ろ過、無加水、最短瓶詰(火入れ)」を徹底しております。その為、微生物の動きに合わせて各仕込みや操作を意識しており、人為的な酒質矯正(活性炭素、酵素剤の使用)などをいたしません。ロットごとの多少の「揺らぎ」も含めてお楽しみいただけますと幸いです。

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IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2019「純米吟醸酒の部」にてGOLDメダルを受賞しました

2019年5月8日に結果が発表されたIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2019「純米吟醸酒の部」にて、平井六右衛門心星がGOLDメダルを受賞いたしました。

Rich, complex nose full of peach, pear, apple, floral, steamed rice, banana. Light and delicate palate, silky delivery, very elegant. Complex long finish.

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■IWC公式WEBサイト

https://www.internationalwinechallenge.com/canopy/beverage_details?sid=10572

SAKE COMPETITION 2019「純米吟醸の部」にてSILVERを受賞しました

2019年6月10日に結果が発表されたSAKE COMPETITION 2019「純米吟醸の部」にて、平井六右衛門心星がSILVERを受賞いたしました。

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■SAKE COMPETITION公式WEBサイト

https://sakecompetition.com/

平井六右衛門のお取扱い店様

日本酒「平井六右衛門」は数量に限りがあるため、特約店様のみのお取扱いとなっております。また当蔵では直接販売しておりませんのでご了承ください。

※編集中です

平井六右衛門のネット通販

平井六右衛門シリーズのネット通販は下記の取扱店さまで可能です。

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お問い合わせ

菊の司酒造株式会社 電話:019-624-1311(営業時間/平日9:00~16:00)

 
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酒造創業1772年、岩手県盛岡市に蔵を構える県内最古の酒蔵です。
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