八萬屋いろは|人情女将と男前兄弟がもてなす渾身の串と酒
八萬屋いろは|人情女将と男前兄弟がもてなす渾身の串と酒

2018.09.6

八萬屋いろは|人情女将と男前兄弟がもてなす渾身の串と酒

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盛岡の中心市街地からほど近く、どこかレトロで下町風情を感じさせる八幡町。今回は、盛岡八幡宮の表参道に店を構える「八萬屋いろは」さんにお邪魔しました。

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「八幡屋いろは」さんは、ガテン系(?)の男前兄弟と気立ての良いお母さんの家族三人で切り盛りするお店です。2016年4月15日、「よいこの日」にオープンし、開店からまだ2年ほどしか経っていませんが、誰でも受け入れてくれるアットホームな雰囲気と確かな料理の味で、老若男女問わず数多くの愛好家の心を掴んで離さない人気店です。

代表で兄・佐々木涼介さん曰く、「客層は本当に幅広い。若い女性が一人でふらっと立ち寄ってくださるし、八幡町らしくディープな常連さんも多い。」とのこと。「ディープな常連さん」という言葉に興味が向かいつつも、おいしい料理をいただくことに。

赤熱の備長炭で焼き上げる、味わう「串焼き」

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まずは佐々木兄弟、弟の雄介さんが手がける「串焼き」なくして、“いろは”は語れない。

県産の肉を使用し、備長炭でじっくり焼き上げます。雄介さんにこだわりを聞くと、食べ応えと見た目の美しさの両立に主眼を置いているそう。今回取材で提供していただいたササミの串も、肉ひとつひとつがを均等の大きさや形になるよう、丁寧に手切りされています。それにより見た目もさることながら、火の入り方も均一になるそうです。「カウンターの寿司屋さんで寿司を食べる感じで、串焼きも楽しんでもらいたい。」と語る雄介さん。

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普段の柔和な雰囲気と打って変わり、炭に向ける眼差しは職人の輝きを放つ。「一串入魂」といわんばかりに丁寧に焼き上げられた串焼きは、絶対に食べてみるべきです。

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常連は知っている。八幡屋いろはの焼き餃子がうまい。

串焼き以外のメニューも。麻婆豆腐や牛すじ煮込み、マカロニサラダなどの定番メニューを差し置いて、一番人気は「焼き餃子」とのこと。この餃子は皮、タネまで全て自家製。分厚く伸ばした弾力のあるモチモチとした皮に包み、それをカリッと焼き上げます。タネはニラ以外の野菜は入れずに肉々しくジューシー。噛むと小籠包と間違うくらいの肉汁がぶわっと溢れ出します。にんにく、しょうがに加えて八角やナンプラーなどの隠し味が食欲をそそる絶品でした。

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この餃子に欠かせないのが、ネギの薬味。串で白ネギを大量に消費しますが、使用するのは白い部分のみで青い部分が大量に余ってしまうそうです。その青い部分を刻み、ごま油と合わせた薬味なわけですが、正直、これだけで酒が何杯も飲めてしまうくらいおいしい…。酢と黒コショウ、酢醤油とラー油、酸味の効いたハバネロソースなど、多様な楽しみ方がされているようですが、一番多いのはやはりシンプルにこの薬味だけで食べるパターン。他の店では絶対に食べられない唯一無二の味です。

瓶はサッポロ、酒は菊の司という選択。

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ちなみに日本酒は開店時から当蔵をかなりご贔屓いただいております。串焼きとも相性の良い辛口「和の酒」の燗、季節商品「季楽(きらく)」シリーズ、限定流通ブランド「平井六右衛門」まで幅広く提供。また店内には空き瓶や七福神の一升樽がディスプレイされ、テーブルには現在製造されていない菊の司銘柄入りの灰皿まで。食べ終わった串を入れる容器が「和の酒菊の司」のカップというのも嬉しい遊び心。

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おいしい料理、酒、そして元気を求めて、今日もたくさんの呑兵衛で賑わいます。

八幡屋いろはの店舗情報

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ぼんちゃん

2017年入社。 「人生なんとかなるよ」と言い聞かせ、のらりくらり生きてる。
連載「教科書には載っていない、日本酒の歴史。」では、
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