
2019.08.6
こんにちは、さおりんです。
突然ですが、みなさん「サングリア」って飲んだことありますか?
サングリアとは、ワインにフルーツやスパイスを漬け込んだワインのカクテルのことで、名前の由来は、スペイン語の「sangre」で「出血」「血」なども意味する言葉。
ワインにフルーツや炭酸水を入れて作るため、アルコール分が薄くなることや甘さとフルーティーさがプラスされるため、飲みやすいと感じるようです。
サングリアについて、調べていると・・・「日本酒サングリア」?!
みなさん効いたことはありますか?クックパッドなどにもたくさんレシピが載っていました。
日本酒サングリアとは、簡単に言うとフルーツ入りの日本酒のこと。
最近は、日本酒が美容にいいというイメージが浸透してきたため、美容意識の高い女性に人気が急上昇しているようです。
ちなみに日本酒による美容効果は、以下といわれているようです。
“・肌のハリ・ツヤのアップ
・美白効果
・潤いをキープする
・シワ・たるみの改善
・ターンオーバーの正常化
・ニキビの改善酒の雫『日本酒の6つの美容効果 今すぐに試せてつるすべになれる方法ご紹介』より引用
”
カラダごとキレイになれる日本酒風呂も人気のようです。詳しくは、まっさんのこらむを読んでみてください!
作り方は超が付くほど簡単で、好きなフルーツをカットして日本酒を注ぐだけ。これなら、自宅でもできますよね?ただし、注意が必要です!
みなさんは、「酒税法」って知っていますか?
簡単にいうと、酒類に課せられる消費税のこと。酒税は、出荷時に課税され、酒類製造者が国税庁に酒税を納入する。この分が価格に上乗せされ、消費者が購入時に酒税を負担する仕組みとなっているようです。
さらに、
・「酒類」とは、酒税法1%以上のアルコールのこと。
・「酒類」を製造するには、酒類免許が必要。
・無免許で製造すれば、10年以下の懲役または100万円以下の罰金。
実際「サングリア」を作ることは、酒税法違反になるのかというと・・・なるみたいです。
“・20度未満のお酒で果物などを漬け込むと、アルコールの再発酵が起こる可能性があり、酒税法上の「自家醸造」にあたるので注意が必要。
・日本酒の多くは20度未満なので、長時間果物などを漬け込んで作り置きは「製造」とみなされて、無免許での製造とみなされる。
・米や麦、ぶどうなどは混ぜてはいけない
国税局ホームページ『自家醸造』より引用”
ええ。
じゃあ、自宅で作ったらだめじゃないかって思いますよね?!ただ、適応除外の条文があります。
“11 前各項の規定は、政令で定めるところにより、酒類の消費者が自ら消費するため酒類と他の物品(酒類を除く。)との混和をする場合(前項の規定に該当する場合を除く。)については、適用しない。
Legalus 『法令集』より引用
”
ということは、自宅で安全かつ美味しく「日本酒サングリア」を作るには、
日本酒に果物を入れるか、果物に日本酒を注いで、「すぐに飲む」こと!!!
絶対に作り置きはせず、すぐに飲んでください!!
漬け込まないで、サングリアのようになるのかはちょっと心配ですが、ルールを確認した上で、話を進めていきます。
大体100gちょっと入って、お値段税込200円。
普段購入している方の感想はこんな感じです。
・ミックスベリー、ブルーベリー、いちご、アップルマンゴー、オレンジ、ゴールデンパイン、スタービーグレープフルーツそのままぶどう、果実そのままメロンと種類豊富
・香りも食感もよく、甘さも自然
一度、食べてみたい!
今回買い出しにいくと、なんと「マンゴー」と「ブルーベリー」しか売っておらず・・・。思い切って2つとも購入してみました。
以前、ぼんちゃんのコラムで「酸」の話をしたのを覚えていますか?
日本酒には、多くの旨味成分(味覚に影響を与える成分)が含まれており、特に影響が大きいのが乳酸・コハク酸・リンゴ酸の3つの有機酸とのことです。
この酸の内、「リンゴ酸」が利いている「冷酒ですっきりとした酸味を楽しめる軽快なお酒」「フルーツの香りとぶつからないように、お酒の香りは強すぎないもの」「後味すっきりなお酒」
こんな日本酒がフルーツにも合うのでは?ということで、今回は「純米酒菊の司 吟ぎんが仕込」を選んでみました。
ということで、第5弾は、セブンの「冷凍カットフルーツ」と「純米酒菊の司 吟ぎんが仕込」を組み合わせてみます。
まずは、「純米酒菊の司 吟ぎんが仕込み」をごくりっ。
バナナのような梨のような、しっとりとしたフルーティーさが、口に含んだ瞬間にふんわりと広がりました。
しっかりと旨味やアルコール感があり、淡麗中辛。口に入れた瞬間しっかりとした酸味と苦味を感じますが、後味は水のようにすっきりとしています。
つぎに、「冷凍カットフルーツ(マンゴー&ブルーベリー)」をぱくりっ。
今回は少し自然解凍したものを食べました(写真を撮るのに時間がかかってしまい、いつの間にか解凍してしまいました)。
どちらも香りは未冷凍の時と大きく変わることはなく、やや食感は柔らかく感じますが、それでも十分美味しい!!ヨーグルトなどに入れても、絶対美味しいと思います。
実際に作っていきます!
グラスに目分量でカットフルーツを入れて、「純米酒菊の司 吟ぎんが仕込」を注ぎます。お酒をすすぐと少しずつお酒が薄紫色になってきました。
やはり、漬け込んでいない分、ほぼお酒の香りや味しか感じられず。オン・ザ・ロックの氷を冷凍カットフルーツで代用した感じです。これは失敗・・・。
少しグラスの中で、フルーツをつぶしてみると、徐々に果汁がお酒と混ざるのかマンゴーやブルーベリーの甘味とお酒の酸味との相性はよく、少しマンゴーの苦味?を感じますが、それがまたアクセントとして美味しかったです。お酒単体で感じたアルコール感は抑えられ、飲みやすくなりました。
マンゴーやブルーベリーの香りとお酒の香りはぶつかることはなく、ちょっと南国気分♪
「冷凍カットフルーツで日本酒サングリアを作るときは、自然解凍&つぶして少しだけ待った方が断然おいしい!!」
漬け込みができない分、ただお酒を注いだ状態ではフルーツの果汁が混ざらず、サングリアとしては成立しませんでした。フルーツをつぶして、果汁とお酒が混ざるのを待つこと(漬け込んではいませんよ!)で劇的においしくなるので、ゆっくりと楽しんでいただければと思います。
冷凍フルーツミックスをミキサーでシャーベット状に砕いて、日本酒をかけることで手早く美味しく飲めるかもしれません。今回の方法では、「日本酒サングリア」というよりも日本酒を使った「和風カクテル」といった方が合うかもしれませんね。
個人的には、酸味×苦味のあるフルーツはお酒の酸味とフルーツの酸味の相乗効果?で苦味が目立ちやすくなってしまう印象があるので、苦味が少ないフルーツが合うとおもいます。
第5弾、いかがだったでしょうか?
季節のフルーツで作ってみても美味しいと思いますので、オススメのフルーツ×日本酒の組み合わせがありましたら、ぜひ教えて頂きたいです!
日本酒愛好家のみなさんは、少し邪道?と思われるかもしれませんが、オン・ザ・ロックの新しい飲み方のご提案と考えてくださればと思います。
最後に、中盤にも書きましたが、作り置きせず「すぐに飲む」こと!かつ「絶対にぶどうはだめ」ですよ!酒税法だけは、絶対に守って日本酒の世界を楽しんでいただければと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では、また来月!(^^)!
酒蔵の嫁かつ1児のママ。結婚前まではまったく日本酒を飲んだことがなかったわたしが、なんと酒造り始めちゃいました。わたしなりにゆるーく、わかりやすく、日本酒の楽しさやおいしさをお伝えできればと思います。