暑い夏を乗り切る!岩手の夏野菜で作ってみた山形県の「だし」
暑い夏を乗り切る!岩手の夏野菜で作ってみた山形県の「だし」

2019.08.20

暑い夏を乗り切る!岩手の夏野菜で作ってみた山形県の「だし」

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皆さんこんにちはほっけです。

8月になりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

七月初旬ごろは涼しいというかむしろ寒い時もあったくらいなのですが、ここにきて急に暑くなってきております。

既に梅雨も明けて幾分カラッとしてはいますが、なんせ東北人は皆暑さに弱い。(個人の見解です。)

岩手県生まれ岩手県育ちの私も例外ではなく、今にもとろけそうです。

なんならとろけてます。

そんな私に後輩のふうか氏からレシピの提案が。

提案者ふうか氏のコラムはこちらをご覧ください。

 

それが山形県の「だし」というもの。

皆さんご存知でしょうか?

最近は色々なところで名前を聞くようになってきたのですが、山形県の郷土料理として作られている夏にぴったりの料理です。

中身は夏野菜や薬味をメインとしたさっぱりと食べられるご飯のお供。

オクラなどを使うので粘りやとろみがあり、食欲の失せる真夏でも栄養補給が簡単です。

また、よく耳にするお話ですが夏野菜には体を冷やす効果もあるので、本当に夏の食べ物として最適だと思います。

そんな山形県のだし、前から気になってはいたのですが実は私まだ食べたことがありません…。

でも確実に私が好きなもの満載なので美味しいに決まってます!(個人の見解です。)

ということで早速作っていこうと思いますが、岩手県民が山形県のものをそのまま作ってもなんにも面白くないですよね。

なので今回はできるだけ岩手県の夏野菜を使って勝手にご当地コラボレシピ作ってみた件です。

…盛岡の複合ビル内ですがちゃんと産直でお野菜買ってきましたからね?

図1 証拠写真A

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図2 証拠写真B

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岩手県産野菜で山形県の「だし」作ってみた。

<材料>※ボウル一杯分
・ナス…1本
・きゅうり…1本
・オクラ…2本
・ミョウガ…1個
・その他お好みの野菜…いろいろ
・かつお節…お好みで
・めんつゆ…お好みで

1 今回はこのくらいの野菜を入れていきたいと思います。(しょうがのみ高知県産です…。)

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2 ナス、きゅうり、ニンジンを細かく刻んで少し濃い目の塩水であく抜き処理します。
 (あくが抜けたら水分をしっかり目に搾っておきましょう。)

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3 しょうがはおろし、ミョウガ、山芋、大葉、唐辛子は刻んで処理後のものに混ぜます。

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4 オクラを軽く茹でて刻み、また混ぜます。(ちゃんと入る鍋を使いましょう。)

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5 めんつゆとかつお節で味付けして完成!

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今回はなんか刻んでたら終わってました。

野菜を切るときだけはまな板を見ていればあとはテレビを見ていてもできます。

肝心のお味ですが、ミョウガやショウガといった薬味が効いているので本当にさっぱりとしています。

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そりゃもう流し込むように食べてしまいそうなので、よく噛んで食べることだけ注意しましょう。

味付けは基本めんつゆのみですが、一味やごまなどを足してもまたおいしいでしょうね…。

そう思ってしまいましたので、まあやりますよね。

もちろん美味しい!となりましたが、一味よりごまのほうが個人的には合うような気がしました。

ご飯にかけるなら一味、そのまま食べるならごまを足すのがおすすめですかね。

試しにオリーブオイルも足してみたところ、心に軽くナポリの風が吹く程度には爽やかになったので、これはこれでありです。そうめんにかけるといいかもしれませんね。

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※イメージ

という感じで具材でも調味料でも足していけそうなものがあるようなので、色々と試してみる価値があると思います。

そして今回この具だくさんレシピに合わせてみたのは「純米酒 岩手山」です。

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やや辛口でドライなお酒になりますが、ただただキレがあるというよりもきちんと米の旨みや甘みを感じることができるお酒になっています。

さわやかな夏野菜などに合わせて飲むのにぴったりなお酒ですね。

もちろんこのおつまみもさわやかなので、ぴったりだろうと思い飲んでみました。

相性がいいことはもちろんの通り。夏野菜のさわやかさでお酒の旨みが引き立っているなと感じたので、この時期に合わせるものとして大変適しているのではないかと。

そもそもこのおつまみ自体ご飯にかけて食べることも多いため、米味のあるお酒との相性がいいのだろうと思います。

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なので、「純米酒 岩手山」以外でも「純米酒 七福神」や「辛口純米酒 七福神」の相性もいいと思います。

ただし米味があってもキレを感じづらいお酒、酸味が少ないお酒などはそういった特徴があるものと比べると合わせにくいかも…?というように個人的には思いました。

なので、お酒を選ぶ際はそのあたりに注意してみるといいかもしれませんね。

ということで今回のレシピは大変簡単な上、アレンジの仕方もたくさんありそうです。

皆さんも色々と試してみてくださいね!

今回参考にしたレシピはこちらです。

 

それではー(^.^)/~~~

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ほっけ

2017年入社。 食べることが好きなので、料理も非常によくできる(ようになる予定)。
連載「ホットケーキしか作らない蔵人女子が○○つくってみた件」では、
女性南部杜氏を目指すわたしがお酒に合う?おつまみ料理にチャレンジしていきます。

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