
2020.01.10
桃子です!
日に日に冷え込みは厳しくなりました。
冷えると欲しくなるのが温かい飲み物ですよね。
そこで今回は寒い夜に飲みたいリンゴを使った日本酒のホットカクテルをご紹介します。日本酒の飲み始めた方や日本酒が苦手な方にオススメです。
体ぽかぽかにしちゃいましょ!それでは「美の徳利」スタートです☆
今回使用する日本酒は「辛口純米酒 七福神」。
芳醇な旨味とほどよく余韻が残るキレのいい辛口のお酒です。味しっかり、香りはそこまで強くないので、リンゴやシナモンとうまく調和してくれることを期待!
作り方はこちらです。
“○お好みの日本酒…100㏄
○リンゴジュース…200㏄
○シナモン…適量”
①日本酒とリンゴジュースを混ぜる
今回は日本酒:ジュースの割合は1:2で作ります。
1:2にするとしっかりリンゴを感じて飲みやすい感じで、1:1にするとほんのりリンゴが香る感じです。
②カクテルを温める
個人的には熱燗ぐらい(50℃)の熱さがおすすめです。だいたい感覚的に温かいと熱いの間くらい。あと、沸騰したてのお湯で温めるときは、容器を持って湯銭してください。置いて湯銭すると底の方だけ熱くなってしまいます。
③お好みでシナモンをふって完成!
飲んだ時は初めにリンゴ、後にお酒の味を感じて口当たりが良く、すっきり飲むことができました。リンゴジュースは味と香りが強いので、お酒の存在感が薄くなるかなと思いましたが、お酒の苦味が減って、意外とバランスが良かったです。
香りはシナモンが勝ってしまうので、お好みでどうぞ。ちなみに温度が冷たくなっても美味しかったですが、温かいほうが甘みと旨味を強く感じました。
リンゴジュースの代わりに生のすりおろしたリンゴ(1/4個)を入れてみましたが、青臭くささと苦味、渋み、えぐみが増し増し増し増しになりました…
次に、レンジですりおろしたリンゴを加熱して入れてみたら、ジュースほど甘みはダイレクトに感じませんでしたが、キレイな甘みを感じて美味しかったです。飲みごたえもありました。すりおろしたリンゴを入れるなら加熱すべし!
加熱するとリンゴに含まれるビタミンCは失われてしまいますが、食物繊維のペクチンは6~9倍に増加するようです。
さらに、リンゴには抗酸化物質のポリフェノールやβ-カロテンなどが含まれています。シミやそばかすは肌の酸化が原因となるため、抗酸化物質のは美肌や美白にもいいのです。(BOTANIST HP「りんごの効果は絶大!?うれしい栄養成分・効果的な食べ方を紹介!」より引用)
日本酒女子のみなさま、美容効果を狙うなら、すりおろしたリンゴを入れるのがオススメです。
リンゴの美容効果を紹介しましたが、せっかく飲むのなら知っておきたいのが日本酒の健康効果。ご存知ですか?
実はたくさんあるんです!多いので、ここではいくつかピックアップしてご紹介します。
まずは、血行促進効果。お酒を飲むと顔が赤くなったり、体が温かくなったりしますよね。それは、アルコールが分解される時に生じる「アセトアルデヒド」や日本酒に多く含まれる「アデノシン」に血管拡張作用があるからです。
次に、血栓防止効果。いわゆる血液サラサラです。血栓溶解酵素「ウロキナーゼ」を増加させます。本格焼酎がダントツで数値が高いですが、日本酒はその次に高いです。まさに百薬の長という感じ。
さいごに、リラックス効果。日本酒には100種類を超える香りの成分が含まれおり、アロマと同じような効果があると言われています。日本酒単体で飲むのもいいですが、カクテルのように日本酒にスパイスなどをプラスすることによって、よりリラックスできそうです。
1つめは、水分補給。
アルコールには利尿作用があり、アルコールを分解する際に水が必要なため、脱水状態になりやすいです。お酒は水分補給にならないので、体のためにお水も一緒に飲んでください。
2つめは、適度な飲酒量。
一般的に日本酒の場合は、1合(180ml)程度が適量とされていますが、体重や性別、年齢、アルコールの分解能力の違いによって、適量には個人差があります。自分の適量、考えて飲んでください。
先ほど紹介した健康効果の話についても“適量前提”です。飲みすぎれば体に負担がかかります。あと、お酒飲みすぎると逆に体が冷えちゃいます。血中のアルコール濃度が高くなると、血管が収縮して寒さを感じるようになります。美味しくても飲みすぎには注意です。
日本酒ホットカクテルいかがでしたか?
とっても簡単ですよね。カクテルに使用するお酒や温める温度によっても味や香りが変化して楽しみ方が広がりそうです。
お近くの日本酒女子にぜひ広めてください。
一度お試しあれ。
・山形味の農園HP「りんごの栄養成分と正しい食べ方とは」
・SUNTORY HP「適量ってどのくらい?」