お値段以上の贅沢?日本酒で謎の「イタリアンプリン」が〇〇な話
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2020.01.21

お値段以上の贅沢?日本酒で謎の「イタリアンプリン」が〇〇な話

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こんにちは、saorin.です。

先日、試飲販売中にこんなカップルに出会いました。帰省のお土産用のお酒を購入に来た彼氏さん。一緒にいた彼女さんにも試飲を進めると、「あたしは日本酒嫌いだからいらない」ときっぱり。嫌いな理由は、香りとつんっとくるあの感じ。うんうん、分かります。それを聞いて、1年前の自分を思い出しました。

そんな彼女にフルーティーで甘めのお酒を進めると、「え?!」と彼氏さんより勢いよく、ゴクリ(笑)その後は、もう別人のように日本酒の話を一緒に楽しみました。そうそう、こんな人に、ぜひコラムを読んで頂きたい。今年の目標は、「ピンチはチャンス!」それでは、第10弾さおりんコラムスタート!

謎のコンビニプリン「イタリアンプリン」とは?

コンビニスイーツの定番と言えば、シュークリームかプリン?みなさん、このプリンを見たことはありますか?

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セブンイレブンの一部地域限定で発売されていた「イタリアンプリン」。

コンビニプリンといえば、カップに入ったとろ~りしたプリンや焼きプリンのイメージがありますよね。でも、このプリンは「固いプリン」「ねっとりしたプリン」が売っているぞと話題となり、12/3に満を持しての全国販売となったようです。お値段税込248円。昨年12月27日から7日間限定で、約3倍サイズで販売されたことも話題になりました。

セブンイレブン公式HPでは、「濃厚なクリーム仕立てのなめらかな新食感プリンです。クリーム、チーズ、卵白などを組み合わせて、じっくりと蒸し上げ、クリーミーで濃厚な味わいに仕上げました」とのこと。https://www.sej.co.jp/i/item/210100110829.htmlより引用

やっぱり気になるのは、口コミですよね。「これはただの固いプリンではない」「味はプリンだけど、食感はとにかく密度が高い」「プリンにスプーンが刺さる」「まるでしっとりとしたチーズケーキ」とSNS上で話題になっています。

どうせなら誰よりもコスパで、美味しく!!味わいたいんです。

日本酒とスイーツは、ポイントを押さえることで一緒に美味しく味わえることは、なんとなくわかってきたような…。ポイントって何という方は、ぜひ過去のコラムを読んでみてください。
たとえばこれ!

今月は、ちょっと節約をしたい。「コ・ス・パ」で美味しく日本酒とスイーツを楽しめないか?

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そうなると、値段で食べたいスイーツを諦めるのは悔しい。なら、思い切って、いつもより少し値段を抑えめで選んでみようと思います。もちろん、美味しく味わうためのポイントは重要です。

今回のお酒選びのポイントは

・プリンのバニラ感・チーズ感(香りも)、カラメルの苦味を活かすような日本酒はないか?
・プリンの味わいの余韻に浸れるような日本酒はないか?
・家計に優しいお手頃価格の日本酒

そう思った時に、「辛口でほのかな苦味」「しっかりとしたアルコール感」「お値段はリーズナブル」「普段、食中酒としても、調理酒としても使える」こんなお酒だとどうだろう…。

さらには、お酒の持つ苦みやアルコール感とプリンのカラメルの風味が合わさると、オシャレなBarでちょっとお高い洋酒とプリンを組み合わせて食べているような感覚?(Barでプリンなんて出ない?(笑))にならないかな~。どうせなら、違う味わいに変化してくれないかな~なんて思ってしまいました。

ということで、今回はコンビニスイーツの中で、ど・定番プリンの進化型セブンイレブンの「イタリアンプリン」と当社の定番酒「和の酒 菊の司」との組み合わせで、お値段以上にもっと美味しく食べられるかを検証していきたいと思います。それともう一本!「純米酒 菊の司吟ぎんか仕込」も合わせてみたいと思います!

検証!セブンイレブンの「イタリアンプリン」と日本酒を合わせてみた

パッケージはこんな感じ。

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「イタリアン」押しで、けっこうシンプルな感じですね。ちなみに、イタリアの定番のプリンは、ドルチェ・クレームカラメルというカスタードプリンのことを言うようです。では、開けます!

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見た目は、プリンというよりも、まるで「お豆腐」(笑)?上の部分にさらっとカラメルソースが、かかっています。思ったよりもカラメルの香ばしさやバニラの香りはしないかも!?スプーン投入します!

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おお~カタッ!

評判通り固めのプリンのようです。どうしよう、どんどんお豆腐にしか見えない…。

ちなみに、スプーンを抜いてもまったく崩れず(笑)

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気になるお味は?といいますと…。食感は、密度高めのなめらか系プリン。卵感やバニラの風味は少なく、どちらかというとさっぱり系のチーズケーキという感じ。食後だからかもしれませんが、思っていたより薄味?な感じでした。ちょっと物足りなさも感じたり…。もちろん、おいしいですけどね。

ここからが本番!続き、いってみましょう!

その1 和の酒 菊の司(180㎖カップ ¥238)

カラメルのような香りや深みのある味わいのお酒です。アルコール感もしっかりめ。うま苦で、まるで洋酒とプリンを組み合わせているような感覚になるのでは?

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お酒の後にプリンを食べると、苦味の後にミカンのような柑橘系の後味に。

プリンの後にお酒を飲むと、後味の苦味が引き立つ。後味はさっぱり。

ん~。

思っていたより、感動はない・・・。

その2 純米酒 菊の司 吟ぎんが仕込(720㎖ ¥1404)*180㎖カップだと、396円

しっかりとした酸味とフルーティな香りのお酒。後味はメロンやリンゴのような味わいです。合わせたらレアチーズケーキのような味わいに? カラメルの苦味とお酒の酸味で、苦味が引き立つ可能性もあるかも…と予想。

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お酒の後にプリンを食べると、後味にカラメルの風味をほのかに感じる。

プリンの後にお酒を飲むと、苦みの後にほのかにバニラ感を感じる。

後味はすっきりすぎる…。

ん~。こちらも微妙…。

検証結果!

ん…。合わないことはないけど、思った感動もない。

なんとも微妙な結果に。

そもそもプリンの味自体が薄く(食後だったから?)、プリンがほぼお酒の味や風味に負けてしまって、なんだかぼんやりとした味わいしか感じることができませんでした。

このままでは、終わりませんよ!

「プリン自体の味を変えてみたら?」と旦那様がもってきたのが、なんと「醤油」。プリン+醤油って、子供の頃に「ウニの味」がするって聞いたことありますよね。ウニ嫌い…。

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半信半疑で食べてみると…。

これが、うまい!!

輪郭がしっかりしたというか、なんといえばこの感動が伝わるんでしょう。ほどよく感じる醤油のしょっぱさや旨味、香ばしい香りが、プリンのバニラ感や卵、チーズのうま味までも、しっかりと感じることができました。ちなみに、ウニにはなりませんでした。

ちょっと楽しくなってきたので、最初に検証したお酒とはまったく違うタイプのお酒も合わせてみました。それが、以前ぼんちゃんのこらむで紹介されていた菩提酛のお酒。
みなさん「菩提酛」って聞いたことありますか?ぼんちゃんこらむで、ぜひ確認を!

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一本目は株式会社大倉本家の「金鼓 濁酒」。活性酒なのでしゅわしゅわな感じにヨーグルトのような発酵した香りがしました。

お酒だけで飲むと、香りと後味の酸っぱさがちょっと気になりますが、イタリアンプリンとの組み合わせだと、発酵した香りはやや軽減した印象。味の組み合わせは、あまりピンとは来ず…。
もう一つは、今西酒造の「菩提酛 三諸杉」。お酒だけ飲むと、どっしりとはしていませんが、しっかりとうま苦の味わいと熟成された香りのお酒。イタリアンプリンとの組み合わせだと、

「あれ?プリンを感じる!!」

そうなると、うま味と苦味などしっかり味わいのあるお酒であれば、イタリアンプリンには合うかもしれません。ほかのプリンでは合うお酒が違うかもしれないので、ぜひお試しください!!

口内調味って?これを知ったらもっと食事が楽しくなる

みなさん、マリアージュって聞いたことはありますか?

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フランス語で①結婚、結婚式②組み合わせという意味。特にフランス料理で、お料理とワインの組み合わせの時に「お互いの魅力を引き立て合い、想像以上の価値(おいしさ)が醸し出される」なんてニュアンスで用いられるようです。最近は「日本酒とお料理・スイーツのマリアージュ)」なんて記事もよく見かけたりしますよね。

ちょっと待って!

同じような言葉で「ペアリング」なんて言葉も耳にするような…。何が違うのか?!

ざっくりいうと、

ペアリングは「組み合わせ、相性がいいこと」

マリアージュは「組み合わせたことで、新しい魅力が現れること」

今回でいうと、「イタリアプリン+醤油」の組み合わせや「イタリアンプリン+三諸杉」の組み合わせがマリアージュと言えるのでしょうか?

ちなみにマリアージュに似た日本語を探してみると…。やはり、ありました!

みなさん、「口内調味」という言葉を聞いたことはありますか?

意味は、噛むことで生まれる味の変化を口の中で楽しむ食べ方のことを刺すようです。そういれば、子供の頃に、「いっちょ食いはだめ」「ごはんとみそ汁、おかずを交互に食べなさい(通称:三角食べ)」と言われたことってありますよね。

実はこの三角食べが、「口の中で生まれる味の変化を最大限に楽しむことができる」ので、なんといつの間にか「口内調味」に。しかも、フランス料理のコースは1品ずつ順番に食べるのに対して、和食はごはんをおかずが一緒に食卓に並び、一緒に食べるので、「口内調味」の理にかなっているようです。恐るべし、日本の食文化!!

その他にも、

・口の中で変化する味わいを感じようとすることで、噛む回数が増え、唾液がでます。それによって、唾液中の酵素がより働くようになり、消化や吸収を助けてくれる。
・噛む回数が増えることで、脳の満腹中枢が刺激され、食べすぎ防止となる。

こんな健康面のメリットもあるようです。なんて、奥深い…。

ただ、この口内調味。場合によっては、食べている途中に口を開けて別の食べ物を入れることもあり、食べている途中に口を開けることで、マナー違反と思う方もいるのでご注意を。

今回参考にさせていただいたのは、こちら。ありがとうございます。 

≪mariage(マリアージュ)の意味とは?使い方やペアリングとの違いもわかりやすく解説≫
https://do-you-imi.net/marriage/627/

≪今注目の「口中調味(口内調味)」って知ってる? 三角食べは正しかった!≫
https://mi-journey.jp/foodie/55120/

第10弾、いかがだったでしょうか?

今回は正直うまくいきませんでしたが、お手頃な値段のお酒もちょっと工夫することで、お値段以上に美味しくなるなら、なんてコスパ!ですよね。まだ諦めていません!

なんといっても、それぞれ持つ本来のおいしさが、組み合わせて食べることにより、さらに美味しさを引き立てて、あなただけの特別な味わいを感じられることが、「マリアージュ」の楽しさと、さおりんは思います!失敗を恐れずに、どんどん試してみてくださいね。

最後に、今回使用したお酒はこちら。

では、また!(^^)!

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酒蔵の嫁かつ1児のママ。結婚前まではまったく日本酒を飲んだことがなかったわたしが、なんと酒造り始めちゃいました。わたしなりにゆるーく、わかりやすく、日本酒の楽しさやおいしさをお伝えできればと思います。

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