2020.06.5
はじめまして!
本日からコラムを新連載「まっさんの日本酒かるた」させていただきます。営業の松平です。どうぞ宜しくお願いいたします!!
まず初めに、この新連載のコラムの趣旨を説明させていただきますと、日本酒への関心と理解を深めるべく始動した企画であり、なお且つ従来にはない方法で日本酒への「入りやすい入口」を創ることを目指しております。
従来にない方法………。
日本酒に関する用語でかるたを作る
こっ!これなら面白可笑しく日本酒に入っていけそうな気がするぞ!!
ということで、毎回お題をランダムに決め用語解説をしながら、かるたを作っていきたいと思います。
五十音あるので完成までに何年かかるのでしょうか。
末永くお付き合いください。笑
開幕戦は、菊の司酒造の頭文字【き】ではじまるのがベタでしょ?と「き」で始まる日本酒用語はざっとみても60用語はあります。たくさんありますよね。汗
「きもと」や「きょうかい酵母」などなど様々ありますが、あまりディープなものをチョイスしてもアレですので、今回のお題は私が個人的に気になっている「?酒師(ききざけし)」についてお話させていただきます。
皆さんは日本酒に関係する資格や検定が存在することを御存じでしょうか?
すでに知っている方も、何となく・・・という方もいらっしゃると思います。
今や日本酒の銘柄は星の数ほどあります(良い意味で)星を一つ一つ数えるのは大変なことです。
もちろん、存在する日本酒は全て飲み尽くしたい!!
しかし、お財布の中身はと言いますと……そうはいきませんよね。そんなこんなで自分の口にあった日本酒を探しだすのは容易ではないのです。
「自分の好きな味や好きな味の見つけ方がわからない。ソムリエのようなアドバイザーが色々なアドバイスをしてくれたらなぁ、もっと日本酒と近くなれるのに……」
とある人は言いました。
………
まさに 今 ナウ
日本酒のソムリエ「?酒師(ききざけし)」の出番です!!
知る機会こそが消費者の方が求める日本酒に対する要望なのではないでしょうか。
長い前置きになりましたが、ここからが本題です!
どうやら日本酒を提供する事業者や、日本酒の知識をもっと掘り下げたいという方々向けた、日本酒の資格・検定が存在するらしいのです。日本酒の資格や検定には、一般の方(やはり20歳以上)が趣味の範囲で気軽に取得できるものから、上級者、プロレベルのものまで幅広ーくあります。
その中のひとつが今回のお題。
「?酒師」とは日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)より1991年に制定された日本酒の販売・提供の資格です。飲食店、酒類流通販売業に携わる方々を中心に、これまで3万名以上の方々が認定を受けているのです。
日本酒に限らず飲料全般や食品に関する幅広い基礎知識を取得し、日本酒のテイスティング力はもちろんのこと、そのひとが求めている日本酒がどんなタイプなのかわかりやすい言葉でご提案してくれます。
そして?酒師の核となるものは
日本人の心「おもてなし」の精神
お客様を敬い丁寧に接することを重んじます。
また、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会SSIインターナショナルが認定する「国際?酒師」!
これが日本酒の知識と語学力を兼ね備える粒揃いの方々なのですが、世界でなんと約1800名を突破したのです!!!!!日本語以外の外国語(英語・中国語・韓国語)を使用して世界で日本酒の魅力をアピールするプロフェショナルは刻々と増えているのですね。本当にうれしい限りです。
近年は酒類の海外輸出量、輸出額が年々増えていることはメディアでも多数取り上げられています。彼らは日本酒を世界へと大きく羽ばたかせるキーパーソンと言っても過言ではありません。
さらに上に行きたい!という方お薦めなのが日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会SSIが認定する「酒匠(さかしょう)」。
ざっくり言いますとテイスティングの高度な能力を取得済みのプロ中のプロです。
もっと詳しく知りたい方はそれぞれにリンクを貼り付けておきますのでご観覧を!
私もうかうかしてられませんよ!
日本酒の素晴らしさを世界へと皆様を誘う使命があるのです!!!
「和の心をもって、酒造りの心とする。」
この精神でお酒と人を結び続けていきたいですねー。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。
それでは記念すべき
かるた一発目
次回もお楽しみー。