
2019.03.9
皆さんこんにちは、ほっけです。
執筆時はまだ2月なのですが、何やら急に暖かくなってきたりいつも通り寒くなったりとよく分からないお天気が続いています。これが暖冬というやつでしょうか?この間ラジオでは4月中旬並みの気温がなんとやらとアナウンサーさんが言っていました。寒すぎるのも嫌ですけど妙な時期に暖かいのもなんだかむずがゆい感じがしますね。
私の予想としては、暖かい日が続いて4月になってから急にどか雪が降ったりするのではないかと…。
(こりゃあ調子乗ってタイヤ交換した次の日に大雪とか大いにあるぞ…うわあああああ!!!!)
おっと、少々文章が乱れてしまいました。
と、まぁ本当でしたらまだまだ寒い時期で酒造りもばんばんやっている時期ですから、前回に引き続きこの時期が旬の酒粕を使ったレシピをご紹介していきたいと思います。
ちなみに前回のコラムはこちらです。↓
「一手間加えて冷蔵庫にポイ!おしゃウマ「酒粕クリームチーズ」」
http://www.kikunotsukasa.jp/column/archives/2295
前回はレシピの他に、酒粕が出来上がるまでを簡単にご紹介しました。
実はこの酒粕、ただの搾りカスではありません。最近話題になっているのでご存知の方も多いかもしれませんが、酵母はもちろんタンパク質や様々なビタミン・ミネラル、葉酸、食物繊維などなどかなり健康ですとか美容に良いとされている栄養素に溢れているようです。
これらをまんべんなく摂取するにはそのまま食べるのが一番いいのですが、酒粕にもアルコールが6~8%ほど含まれているので、お酒に弱い方は少々食べづらいかもしれません。
それらをできるだけ防ぐ方法として加熱してアルコールを飛ばすという方法があります。ですが、酒粕に含まれる栄養素には加熱して壊れやすい栄養素も…。それでも食物繊維やミネラルなどの熱に強い栄養素は残ります。ですから完全とまではいきませんが加熱してもある程度酒粕の恩恵は受けられると思いますので、気にせず加熱して大丈夫だと思います。それでも完璧に飛ばすことは難しく1%程度は残ってしまうそうなので、アルコールにアレルギーのある方や極端にお酒に弱い方、運転をする方は控えるべきかと。
注意喚起はこのくらいにして…先ほども言った通り酒粕に含まれる栄養素は多々ありますが、中でも葉酸や食物繊維は特に女性にはかなり嬉しい栄養素なのではないでしょうか?
確かに私自身も冬に酒粕で甘酒を作って何日か続けて飲むとお通じが良くなるような…おかげでその時はなんというか体のサイクルが正常になる気がします。※個人の感想です。
ちなみに葉酸が多い食材の一つとして菊も挙げられます。旬が来たらこちらもありですね。
「食べないなんてもってのほか!秋の夜長に「菊のごま酢味噌和え」」
http://www.kikunotsukasa.jp/column/archives/1978
そして食物繊維といえばサツマイモかなぁ…なんてマジカルバナナな発想で少しサツマイモについて調べてみたところ、食物繊維を効率よく摂取しやすいということと、豊富な栄養素を持つ酒粕でも持っていないビタミンやヤラピン等の栄養物質も含まれているとのことでした。
ヤラピンってなんぞや。
私も思ったので調べてみたところ、簡単に言うと下剤のような効果がある物質のようです。
とどのつまり、酒粕はサツマイモと相性がかなりよろしいみたいです。特に便秘の解消には効果を発揮できそうです。というわけで今回は相性抜群の材料二つを使って料理してみた件です。
“<材料>
・さつまいも (1本)
・玉ねぎ (半分)
・バター (1かけくらい)
・コンソメ(1個)
・水(250ccくらい)
・酒粕 (大さじ1~お好み)
・牛乳 (お好みの量)”
1 サツマイモの皮を剥き、適当に切ってレンジで竹串等が通るくらいまで温める。
2 玉ねぎを細切りにする。
3 鍋にバターを入れ透明になるくらい炒める
4 温め終わったサツマイモとコンソメ、水を加えて潰す。
(ミキサーがあればここで潰さなくても大丈夫です。)
5 酒粕を入れて溶かし、煮立たせる。
6 牛乳をお好みの量入れる。
7 映えを狙ってバジルかなんか乗せて完成!
今回はおつまみというよりもシメとして何か甘いものをと思ったときに口にしたいようなレシピです。途中でミキサー的なものが必要なことに気づいて焦りましたがどうにか作れました。
ミキサー持ちの方は材料を全部入れてある程度煮てから最後にミキサーにかけることをお勧めします。あとバジルは本当に写真映えのためだけなので実のところいりません。
味はコンソメの塩味を感じますがサツマイモの甘さが強いのでバランスのいい味になっています。また、冷めてからも食べてみましたがそれはそれで十分おいしいと感じました。どちらかというと少し冷めたほうが甘さを感じやすいかもしれません。ただし、冷めると甘さの他に酒粕の風味が強く出るので、味見した際に酒粕を追加するとしても、気持ち少な目でもいいと思います。
実際に食べてみても、やはり冬の日の外で飲んできた後にほっとしながら食べたいレシピだなと思いました。ただ、飲んだ後に作るのは大変な気がするので、飲みに行く前までに作っておいて帰ってきたら食べるだけという状況にしておきたいです。希望です。
ちなみに今回は外に飲みに行く機会に恵まれなかったのですが、嬉しいことに頂き物の日本酒が私を待っていたのでおとなしく家で飲むことにしました。
こちら「二兎」という愛知県のお酒なのですが、甘すぎず辛すぎず、酸味などのバランスがいいお酒で、しばらく飲んでいても飽きずに飲み続けられそうなお酒だなと思いました。一言で言えば飲みやすいお酒なのですが、すっきりし過ぎというわけではなくちゃんと味の余韻が残っている感じがあります。私は好きですね。
…とまぁこんな感じに美味しいお酒で気持ちよく酔った後に、外から帰ってきて(←重要)ほっとしながら今回のメニューを頂けたら最高だったんですけどね笑
でも自分のペースで飲める家飲みもいいものですよね!
ぜひ読者の皆様も作ってみてくださいね。
今回参考にさせていただいたレシピとサイトはこちらです。
https://cookpad.com/recipe/222246
「酒粕の栄養|酒粕の小林 小林春吉商店」
http://www.sakekasu.com/nutrition.html
「『『心地よさ』で暮らす♪ ~ダイエットと掃除と日々のこと~』」より
『酒粕甘酒のアルコールを飛ばす方法!完全になくならないって本当?』
https://iikoto-index.com/archives/1462
「もっと知りたい!やきいもブログ進化論!」
http://xn--tfrx8h.net/
それではー(^.^)/~~~