
2019.08.23
こんにちは、桃子です!
暑い夏、日差しが肌に突き刺さります。ちなみに最近の口癖は、「あ゛つ゛い゛」か「水に入りたい」です。
そんな暑い夏はやはり冷たい飲み物をみなさん欲することと思います。お酒も飲みたくなりますよね。
でも、いつも同じ飲み方でちょっと飽きてきた…という方。
ひと工夫して見た目楽しく、味おいしいカクテル作ってみませんか?
今回のコラムはおすすめしたいカクテルレシピ3つをご紹介します。
それでは、「美の徳利」スタートです☆
今回作るカクテルは日本酒ではなく、当蔵の本格焼酎「だだすこだん」を使用します!
日本酒だけじゃなくて焼酎も造っているんですよ。
銘柄は世界一の太鼓パレード、盛岡さんさ踊りのリズムにちなんで付けられています。
盛岡さんさ踊りとは、毎年8月1~4日に盛岡市で開催されるパレード形式の夏祭りです。悪鬼退散を喜んで踊ったことが起源で「サッコラチョイワヤッセ」という独特のかけ声と共に踊り手が舞い、太鼓が打ち鳴らされます。
詳しくは「盛岡さんさ踊り公式ホームページ」をご覧ください。
「だだすこだん」には米焼酎と粕取り焼酎の2種類ありまして、
米焼酎は赤いラベルのこちら。
吟醸酒などのお米を精米する際に砕けてしまったお米で仕込み、上槽後に蒸留した焼酎です。クセの少ないキリリとした焼酎らしい風味が特長です。
粕取り焼酎は黄色いラベルのこちら。
香味豊かな搾りたての酒粕をもう一度タンクに戻し、再発酵させて蒸留したものです。バニラのよう甘い香りが広がり、お米を感じさせる風味が特長です。
粕取り焼酎についてより知りたい方はこちらの記事必見です!
読んだら絶対飲みたくなっちゃいますけどねっ
では、さっそく1つめのカクテル作り開始ということで、
金魚というカクテルご存知でしょうか?
グラスを水槽に、大葉を水草に、唐辛子を金魚に見立てたシンプルな味わいのカクテル。
「カクテル=甘い」というイメージを持っている方には衝撃的なカクテルだと思います。
“○材料(1杯分)
だだすこだん米焼酎 1/3
炭酸水 2/3
唐辛子 1本
大葉 1枚
氷 適量”
①唐辛子の種を取り除く。
②手のひらで叩いた大葉と唐辛子をグラスに入れ、氷・焼酎・炭酸水を注ぐ。
炭酸水を注ぐと大葉と唐辛子が浮いてきます!なので、大葉と唐辛子はグラスの底に入れ、蓋をするように氷を入れると、注いだ時にグラスの中間で止まって水槽に金魚が泳いでいるように見えますよ。
③軽くステアして完成!
唐辛子のインパクトが強いので飲む前は、辛そう!!と思いましたが、スッキリ飲めました。大葉の風味もほんのり香る程度で、焼酎の味を楽しむことができます。見た目も涼しげで可愛らしいなと思います。誰が最初にこのカクテルを考えたのかは調べても分かりませんでしたが、センスがありますよね。
次に紹介するのは、材料2つだけの秒でつくれる簡単カクテル。
飲んだ時のアルコール感はあまり感じないので、とても飲みやすいです。
“○材料(1杯分)
だだすこだん粕取り焼酎 1/2
ミルク 1/2”
①焼酎、冷えたミルクをグラスに注ぐ。
②軽くステアして完成!
※お好みで砂糖やハチミツを入れる。
焼酎とミルクだけだと焼酎のいい香りはするのですが、味は苦味が目立つので少し甘みを加えた方が飲みやすくなります◎
2つの液体を注ぐだけのレシピで完成写真が寂しくなるので、ちょっと“映え”させようと思い、かき氷シロップで色をつけた氷を浮かべてみました。シロップそのままだと凍らない可能性があるので、水と混ぜたほうが確実に凍ります◎
ちなみにかき氷シロップと結晶型の製氷器はダイソーで購入しました。
216円で映えはつくれる。
最後に紹介するのは、夏の果物すいかを使ったカクテル。
グラニテとは、フランス発祥の氷菓子のこと(でも、今回はお酒)。
こちらは食後のちょっと贅沢な1杯として楽しんでいただきたいです。
“○材料
☆だだすこだん粕取り焼酎のグラニテ 100ml
粕取り焼酎 180ml
砂糖 大さじ2
レモン汁 大さじ2
炭酸水 300ml
☆すいかのグラニテ 100ml
すいか 700g”
①焼酎のグラニテとすいかのグラニテを作る。
焼酎のグラニテは、焼酎・砂糖・レモン汁を混ぜ合わせ、炭酸水を加えて冷凍庫で凍らせる。すいかのグラニテは、すいかの果肉をすりおろし、冷凍庫で七分通り凍らせる。
ビニール袋で作ると、洗いものなしで捨てるだけなので片づけがラクチンです♪
あと、焼酎のグラニテは完全には凍らないので、程よくシャリシャリになります。
②グラスに焼酎のグラニテ、すいかのグラニテの順に入れる。
③完成!(レモンはあったのでさしました)
焼酎のグラニテ、すいかのグラニテ別々に食べても一緒に食べても美味しいです!
冷たい暑い日にぴったりの大人のデザートですね。
粕取り焼酎の甘い香りがほのかに広がって、すいかの甘みもさっぱりとしているので、2つのグラニテがうまいこと共存していますね。想像よりも美味しいです。
こちらは少し時間が経って溶けたすいかのグラニテ。
水っぽくなることなく溶けても美味しく飲めます。
シャーベット状の時よりも温度が高いので、すいかの甘みを感じますが、レモンを入れたので甘みが少し引き締まります。これまた美味しい。レモン汁で代用可能です。
グラニテの材料の分量について参考レシピどおりに作りましたが、容量200mlのグラスで4、5杯分は作れそうだったので、1杯程度で楽しみたい方は表記されている分量の半分以下で十分かもしれません。
今回の焼酎カクテルレシピは、以下のレシピを参考にさせていただきました。
クックパッド|【SE】金魚byHILOAD
スノーホワイト|焼酎SQUARE 家呑みレシピ カクテル名人
すいかグラニテ|焼酎SQUARE 家呑みレシピ カクテル名人
夏にオススメの焼酎カクテルいかがだったでしょうか?
個人的には金魚の甘くないカクテルが衝撃的でした。見た目は、水槽に金魚がいるみたいで、涼しげで一番夏っぽい感じがします。
焼酎ってそのままだときつくて飲みにくい感じがしますが、カクテルにすると飲みやすくなってとてもおいしくなります。見た目も良いですし!
ジュースやリキュールを混ぜたり、フルーツを入れたり…オリジナルのお酒を何通りも作ることができるので楽しさ無限大です。
自分へのご褒美に、誰かのために、いつものお酒にひと工夫して楽しんでみませんか?
それでは、次回のコラムもお楽しみに☆
商品部2019年入社の蔵人女子。奥深い日本酒の世界を日々勉強中です。連載「美の徳利」では、日本酒を「美」にまつわる視点から取り上げ、飲んでおいしいだけじゃない日本酒の魅力をお伝えしていきます。