2020.02.25
皆さんこんにちはほっけです。
寒い日がまだまだ続きますね。
皆さんは風邪など引いておりませんでしょうか?
私は確かここ一年引いてないので今のところ勝ちですね。
(尚、この文章を書いた一週間後に引きました。)
ちなみに私が風邪を引くときは大抵鼻か喉からです。
みなさんの風邪はどこからですか?
↓喉風邪を引いたときは私もよくやっています。↓
そんな話はさておき、引いている方も引いていない方もまだまだこの時期だからこそ食べたいものありますよね。
そう、鍋です。
野菜やお肉、お魚といった様々な食材を使って作られる、言わずと知れた栄養満点のお食事です。
しかも、材料を切って鍋に入れておくだけで美味しくなるという魔法つき。
簡単で栄養豊富なので一人暮らしの方にはかなりおすすめしたい今日この頃です。
↓鍋っておいしいよね。もう自分が鍋になりたい(?)と思った方はこちら↓
鍋の種類は色々とあると思いますが、煮る以外にも炒め煮といったほうが正しい調理法のものがありますよね。例えばすき焼きとか。
実はそんな感じの料理が以前広島に行った時にもあったんです。
それが今回ご紹介する「美酒鍋(びしゅなべ・びしょなべ)」。
↓美酒鍋もちらっと出てくる(ほぼ)広島旅行記↓
この時食べたのは東広島市の西条にある併蘭西屋さんというお店の美酒鍋。
嬉しいことに作り方が書いてありました。
作り方と一緒に簡単ないわれも。
もとは蔵人たちの賄い料理として出されていたものが始まりだそう。
それを蔵を訪れたお客様にもご馳走したところ、すこぶる評判が良かったということで名前が広まったようです。
ちなみにこのとき使っていたのは賀茂鶴酒造さんの「本醸造 上等酒」でした。
しかし私は盛岡の古き良き酒蔵菊の司酒造の蔵人。
ということで今回は家で当社のお酒を使って美酒鍋を作ってみた件です。
“<材料>
・日本酒…4合もあれば十分
・白菜(+一般的な鍋野菜たち)…食べたいだけ。
・こんにゃく…1枚
・厚揚げ…1個
・玉ねぎ…1/4個
・ピーマン…2個
・ニンニク…1~2片
・鶏もも肉…100~150グラムくらい。食べたいだけ。
・豚肉…150~200グラムくらい。食べ(略)。
・塩コショウ…適量”
0 使っていくお酒はこちら「和の酒 菊の司」
1 従順な野菜たちを食べやすく切ります。ニンニクは薄い輪切りです。
2 こんにゃくを2センチ角くらいにちぎって下茹でします。
3 鍋本体と材料をテーブルにちりばめます。
4 お肉とニンニクを塩コショウで少し炒めて、肉が浸るくらいのお酒を入れます。
5 野菜たちを投入。
6 煮えたものから卵につけて食べます。
7 焦げ付きそうなときはお酒を加えましょう。
味つけは塩コショウ、日本酒という大変にシンプルなもの。
しかし、不思議なことに食材たちの旨みはしっかりと出ています。
ただ、卵をつけるとまろやかになるのでそこで味が薄く感じた方は追い塩コショウすることをお勧めします。
ちなみに本場では砂肝も入れて作っているので、好きな方や余裕のある方はそれも入れるとなおの事美味しくなりますよ。
また、こんなにお酒をドバドバ入れて子供たちやお酒が苦手な方は食べられるのか?とも思いましたが火にかけることでアルコールは抜けるのでちゃんと食べることができます。
…入れた直後でなければですが。
東広島市のHPでも紹介しています。
それから、これは多分なんですけれども、すき焼き用の鍋がないという方はフライパンでもできそうな気がします…。炒め煮ですからね。
もちろん今回もお酒を一緒に飲んでみました。
「和の酒 菊の司」は材料として使っているということもあり、それなりに相性は良く、すいすいと飲める感じがします。
ただし、鍋の中身と違ってアルコール感と酸味が強めに出るので好みは分かれるかもしれませんね。
「純米酒 七福神」は和の酒に比べるとお鍋と一緒に飲んだ時の口当たりが柔らかく、酒自体の旨みも鍋の中身と喧嘩していません。
酸味も他の苦みや甘みに比べると少し強く感じますがほどほどなので、特にお肉たちとの相性がいいと感じました。
(正直美酒鍋自体ももしかしたらこっちで作ったほうが美味しいかも…。)
今回は「和の酒 菊の司」で作ってみましたが、もしかしたら「純米酒 七福神」のほうがさらに美味しくできた説が出てきました。
「和の酒 菊の司」は比較的酸味を強く感じやすいお酒なので、それよりは控えめなもの…酸味が普通~やや少ないくらいのお酒がちょうどいいのかもしれません。
だからといって甘すぎたり、さっぱりし過ぎたりしても美酒鍋の真髄からずれている気もするので、適度な酸味と旨みを持つお酒を使って作るのがベストですね!
皆さんも一度作ってみてはいかがでしょうか?
それではー(^.^)/~~~