
2020.11.13
こんにちは、saorin.です。
休憩時間にちょっ~とコンビニまで頑張って歩けば…
「今日も頑張っているね。あたしを食べて、午後も頑張って」
と聞こえるように、キラキラ輝きながらコンビニスイーツは私のことを待ってくれています。
あのキラキラしている、ショーウィンドーが大好きだ。
「疲れた時は、糖分摂取」
いつもありがとう。糖分さん。
それでは、第18弾スタート!
このコラムを連載して気が付いたこと。コンビニに「和スイーツ」ってよく売っているけれど、大抵は、あんこ×ホイップとか抹茶×ポイップとか。
以前ご紹介した、和スイーツと日本酒の組み合わせはこちら。
「THE和スイーツ」ってほとんど売っていないですよね。一口羊羹とかは売ってるけど、ほぼ控え選手。たまには、お団子とかたい焼きとか、和菓子が食べたい時もある。
あ、醤油だんごがたべたいな~。みたらしじゃなく、しょっぱいの。
以前、試飲販売先で教えてもらったおすすめの組み合わせ。それが、「純米酒と醤油だんご」。
そもそも、お団子って「上新粉」や「だんご粉」「もち粉」をお湯か水を加えて混ぜて、お湯でゆでて作る。
材料は、お米と水。
あれ…。
もはや、日本酒とほぼ同じ材料じゃないか。それは、合うわ。
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンとはしごしても、醤油団子は見つからず。奇跡的にセブンイレブンに売っていたのがこちら。
今回ご紹介するのは、セブンイレブンの「もっちり冷やしみたらし」。お値段は税込みで138円。
我が家は、お盆やお彼岸にお団子を食べることがあるのですが、普通団子って冷蔵庫にいれると、めちゃくちゃ硬くなったりしますよね。正直言って、おいしくは…ない。
それをあえて冷やしているなんて、なんて挑戦的なんだ。
これが、SNS上で結構評判がいいっていう。これは、食べてみないといけない。
今回組み合わせるお酒は、当社のグランド商品「純米酒 七福神」
純米酒は、醸造アルコールが添加されていない「米、米麹、水」のみで造られたお酒のこと。私のイメージだと、一番お米の旨味を感じやすいお酒かなと思っています。
「純米酒」「純米吟醸酒」とか、よく違いが分からないという方はこちらのコラムで解決できるはず。
毎度のことながら、このお酒を擬人化すると…。
「脇役でも主役級。最優秀助演男優賞」
俳優さんだと「滝藤賢一」さん。渋くてちょっと影のあるタイプ、好きですね。私の好みは置いておいて…。主役を引き立てつつ、物語の重要な展開を握っている。映画の中でその人が出てくると、一気にぐっとココロをもって行かれてしまう。陰から支えてくれているそんな感じ。
見た目は、お酒造りをしているイラストで結構レ・ト・ロ。
しかーし、香りはバナナ?洋ナシのような結構フルーティな感じでギャップがあります。味わいは甘味と酸味は抑えめで、お米の旨味がたっぷり。後味のキレもいいので、どんなお料理にも合わせやすいそんな万能なお酒です。
今回は、セブンイレブンの「もっちり冷やしみたらし」と「純米酒 七福神」の組み合わせを検証してみます。
香ばしい~。
蓋を開けた瞬間に、醤油の香ばしい香りがふわ~ん。この香り、た・ま・ら・な・い。結構、みたらしソースもたっぷり入ってます。
おお~。
だんごがのび~る。
予想以上に柔らかいもちもち系のだんご。スプーンですくおうとすると、隣のだんごとくっついて、のび~る。
そして、1個が結構で・か・い。みたらしソースは甘よりもしょっぱい系で、飽きずに最後まで食べきれそう。
では、「純米酒 七福神」と合わせてみます。
みたらしの香りが鼻を抜けるー。
みたらしだんごだけを食べた時は、あんまり甘さを感じなかったのに、お酒と一緒だとみたらしソースの甘さもだんご自体の甘さも引き立ちました。2口目のお酒を口に含んだ時は、若干苦味と酸味のとげとげしさを感じましたが、それが2口目のみたらしだんごのアクセントになってお・い・し・い。
みたらしだんごとかのとろーっとした甘さって結構食べ飽きたりしますが、お酒と一緒なら後味がすっきりしてgood。
試しに燗酒にして合わせてみると、お酒の味わいがよりマイルドになり、みたらしだんごの甘味も口中に広がるので、これもまたオススメ。
検証結果!
「お酒と合わせたら、追いみた(みたらしソース)したみたいに、猛烈に存在感UP」
冷やしたみたらしだんごさん。全然、硬くなかったっす。恐るべし、セブンイレブン。
お酒の持つほのかな苦味と酸味が、みたらしソースにより奥深さを与えるという最高の効果が起こりました。しかも、舌に残ったみたらしの甘さはお酒によってスーと消えてしまう。何口食べても繰り返されるから、どんどんお酒もみたらしだんごも進んでしまう。これはもはや・・・
「デブになる罠」
これって、コーヒーとケーキとかを食べた時と同じ感覚だとしたら、食事やスイーツに合わせる時はある程度の苦味は必要ということですね。お料理でいうと、スパイス的な?!あとは、個人的には酸味の少ないお酒の方が合うと思われます。また、お酒の温度帯によって味わいも変わってくるので、そこも面白いところですね。
コラムを書いていて思い出したことが一つ。
盛岡のお祭りに出てくる屋台のド・定番といえば…。「一休だんご」
揚げただんごに、甘辛のタレがついていて、表面はカリカリで中はしっとり。
私の屋台のド・定番は「チョコバナナ」と決めているので、「一休だんご」に浮気をしたことは一度もありません(笑)が。以前、県外の友人とお祭りに行ったときに、屋台にだんごが出ているのにすごく驚いていたことを思い出しました。
これって、岩手だけなのか?
これは三大麺に負けない、岩手の裏グルメじゃないか。
ただ、「一休だんご」はお祭りのときにしか食べられない屋台食。岩手に来ても、お祭りがない時期は、食べられなんじゃ裏グルメとは言えないじゃないか。続けて、岩手のお団子事情を調査してみます。
すると出てきました。その名も「お茶餅」
もうひとつ。その名も「盛岡の醤油だんご」
岩手のだんご事情は、激熱なのかもしれない。岩手に遊びに来た際は、ぜひお団子も。
写真引用:花巻温泉公式HP
第18弾、いかがだったでしょうか。
たまには日本人らしく、日本酒と「THE和スイーツ」でゆっくり自分の時間を過ごすのもいいですね。旅行に行った先のご当地スイーツと地酒の組み合わせを楽しむのも楽しいかも。
「和」に興味がある方は、こんなコラムもオススメですよ。
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では、また!(^^)!
酒蔵の嫁かつ1児のママ。結婚前まではまったく日本酒を飲んだことがなかったわたしが、なんと酒造り始めちゃいました。わたしなりにゆるーく、わかりやすく、日本酒の楽しさやおいしさをお伝えできればと思います。
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