酒好き必見!おしゃれ大人スイーツ「日本酒ゼリー」の作り方
酒好き必見!おしゃれ大人スイーツ「日本酒ゼリー」の作り方

2020.12.30

酒好き必見!おしゃれ大人スイーツ「日本酒ゼリー」の作り方

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桃子です!

最近甘いものが無いと生きていけないのでフルーツ味のゼリーを食べるようになったのですが、食べていてふと、「岩手にはエーデルワインを使用したワインゼリーがあるように、日本酒を使用したゼリーはないのか?食べる日本酒はないのか?」と思いました。

気になったので「日本酒 ゼリー」で検索してみると、レシピが掲載されていたり、製品として通販ページがあったり…意外と載っているではありませんか。世の中なんでもあるものですね。

日本酒ゼリー、気になる。よし、作ってしまおう!

それでは、美の徳利スタートです。

普通は砂糖を入れるけど…

お菓子なので当り前かもしれませんが、複数のレシピサイトを見ていると共通して、材料に砂糖やレモン果汁が含まれています。

ですが、私は内心、「もともとの日本酒が美味しいし、そのまま固めても美味しいのでは?」と思ったので、今回はレシピ通りと砂糖・レモン果汁抜きの2パターンで作ってみます。

いざ、実践。

使用する日本酒は「平井六右衛門 心星」(ひらいろくうえもん しんぼし)。華やかでフルーティな香りときれいな甘味と酸味のバランスが特長の口当たり良いお酒です。このお酒は特約店もしくは菊の司酒造の蔵前-KURAMAE-にて販売しています。

2心星

はじめに、砂糖・レモン果汁抜きで作ります。材料と作り方はこちら!

日本酒250ml
ゼラチン5g
水(ゼラチン用)50ml

3材料

見た目のアクセントに桜の花びらの塩漬けも用意しました。水に浸けて塩抜きしたらキッチンペーパーで水気を取ります。

①ゼラチンを溶かして、日本酒と混ぜる。今回は冷たい日本酒に混ぜるので、ゼラチンは80℃以上の熱湯で溶かしてから使用する。

②容器に入れたらラップをかけて、1時間程度冷やして完成。

4失敗作

雰囲気出ると思って、塗桝にいれてみました。見づらいですが、「菊の司」と印字されています。弊社二大銘柄のうちのもう一つ「七福神」の塗桝と木桝もあります。

 

完成したものの、違和感。なんか、白い。固まる前は透明だったのに…!!

とりあえず食べてみると、香りはそのままで変化していませんでした。華やかで日本酒らしい甘い香りです。味はというと、苦い。とても苦く、普通に飲むよりもアルコールを強く感じます

美味しくなかったです…(泣)

なぜだ。温度帯によって感じやすい味覚が違うので、温度の問題なのか?日本酒100%だと濃すぎるのか?ゼリー(スイーツ)=甘いという先入観なのか。

5はてなフリー画像

気持ちを切り替えて、次に参考レシピと同じ材料、砂糖とレモン果汁を追加して作ります!参考レシピよりも砂糖の量は減らしました。

材料と作り方はこちら!

日本酒200ml
水200ml
グラニュー糖30g
レモン果汁5ml
ゼラチン6g
水(ゼラチン用)50ml

下準備でゼラチンを水でふやかしておく。

①水100mlとグラニュー糖を合わせて、電子レンジ800wで1分加熱し、砂糖を溶かす。

②砂糖が解けたら、そこにゼラチンを入れて溶かしながら、合わせる。

③残りの水とレモン果汁、日本酒を入れ、混ぜる。

④容器に入れたらラップをかけて、1時間程度冷やして完成。

6成功作

今度は理想通り、透明でプルンプルンになりました。冷やしている間に桜の花が端に寄ってしましました(残念)。食べてみると…

とっっても美味しい!!

不思議なことに水を1:1の割合で加えても味の薄さを感じず、砂糖の甘みを加えたことで、苦味が消えて風味が良くなり、レモンの酸味で引き締まっています。あと、彩り目的で入れた桜の花びらの塩漬けが微かにゼリーに香りが移ってとてもいい仕事をしている。砂糖、レモン果汁、桜の花びらが日本酒とうまくバランスをとっている感じ。試食をしてもらった家族からも好評でした。

塗桝に入りきらなかったゼリー液は、別容器に入れて、「和の酒 菊の司 活性にごり」と2層にしてみました。

7にごり瓶

横から見るとこんな感じ。

8層ゼリー

にごり酒は滓(おり:固形の白いにごり)の甘みが強めなので、味を生かすために砂糖は入れずに作りました。

ゼリーにするなら熟成されたお酒や渋味が強いお酒よりも、甘口タイプもしくはフルーティな香りの日本酒が向いていると思います。

ひと工夫でお手軽により華やかに

桜の花の塩漬けもおすすめですが、どこでも手に入るフルーツ缶を活用すれば、美味しく見た目も華やかにすることができます。今回は桃の缶詰を使って、薄くカットし、お花のように並べてみました。

厚めにカットしてしまいましたが、もう少し薄くカットして緻密に並べれば、よりお花に見えます!ゼリー液を入れると桃が浮きそうになるので要注意です。

9もも缶

サクラ味の正体

ここで少し話題を変えて桜の花の塩漬けの雑学をご紹介。

春になると、サクラ味のスイーツやお菓子を目にしますが、特有の味や香りがしますよね。どんな味なのかと問われれば、サクラ味としか答えられない、あの味。

サクラというと、木に生えている花の香りを想像するので、私は前までサクラ味製品を食べるたびに、どこがサクラ??と思っていたものです。

10桜フリー画像

あの味は簡単に言うと「桜の花や葉の塩漬けの味」で、その正体は、芳香成分「クマリン」。正しくは「味」ではなく「香り」なのです。塩漬けにすることで桜の花や葉に含まれる酵素により独特な香りが生まれます。

なぜ香りを味として感じるのか、それは五感のうちの味覚をほとんど使っていないからなのです。実は味の認識は味覚以外の要因に大きく寄っています。詳しくは過去記事に掲載しているので、こちらもご覧ください。

 

まとめ

お酒入りのお菓子やスイーツはよく売られていますが、日本酒のゼリーは見たことが無かったのと、ゼリーを食べている時に日本酒を飲んでいたので、今飲んでいるこの日本酒をゼリーにしたらプルプルで美味しいのでは?と疑問と好奇心から日本酒ゼリーをやってみました。

1サムネ

飲むのに飽きたら、食べる日本酒も新感覚で美味しいです♪日本酒好きの方におすすめ!ぜひお試しください。

砂糖とレモン果汁は必ず、必ず入れたほうがいいです(念押し)。

次回もお楽しみに☆

参考

モンテールHP モンテール・パティシエ直伝!スイーツレシピ「日本酒ゼリー」

わかさ生活HP わかさの秘密「クマリン」

  

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桃子

商品部2019年入社の蔵人女子。奥深い日本酒の世界を日々勉強中です。連載「美の徳利」では、日本酒を「美」にまつわる視点から取り上げ、飲んでおいしいだけじゃない日本酒の魅力をお伝えしていきます。

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